私は国内線のグランドスタッフをしています。
仕事で英語を使う場面は多々あります。
私はTOIECは860点くらいですが、英語が得意な方も、あまり喋れない方も、グランドスタッフはできます!
実際私の同僚も、
ネイティブ並みの人が1割、
仕事上問題ないほど喋れる人が3割、
簡単な受け答えができる人が4割、
全く喋れない人が2割くらいです。
どんな時、どのくらい英語を使って仕事をしているか紹介していきたいと思います!
チェックイン
国内線しか飛んでいない空港でも、外国籍のお客さまがいらっしゃれば、もちろん英語でチェックインを行います。
ただ、聞くことはほとんど決まっていて、
「行き先、時間、荷物の個数、危険品の有無など」を聞いたり、その答えを理解できれば全然大丈夫です。
それだけは最低限自分でお客さまとやりとりし、チェックインしなければいけません。
私の同期で全く英語が喋れない子は、訓練期間中に先輩や同期にテンプレートを聞いておいて、メモして覚えて実際に話していました。
そして、それ以上英語で難しい話や込み入った話をする時は、同僚や先輩に頼んで代わってもらえば大丈夫です。
カウンターには常に同僚、先輩、上司がいるので、英語が話せる人にお願いして問題ありません。
英語が喋れない事で何か言われることは全くありませんし、むしろ国内線のスタッフは、ほとんど喋れないのが基準なので、全然得意でなくても大丈夫です。
ゲート
ゲート業務で英語を喋るのはアナウンスだけです。
アナウンスは文例が全て決まっており、出発前に必ずする搭乗案内、セールス、欠航、遅れ、お詫びのアナウンスなど全て決まっています。
アナウンス文を自分で作ることは基本ありません。
アナウンス文例は全て入社時にもらえ、覚える必要もない為、読む練習だけして、見ながらアナウンスすれば大丈夫です。
英語をあの大音量で話すのは最初は恥ずかしいですが、英語が苦手でも得意な子に見てもらって練習してみんな話しているので大丈夫です。
みんな心配な事は一緒で、一つずつ乗り越えていけるので大丈夫です。
ロビー
ロビー
勤務する中で、ロビー担当の日もあります。
カウンター前に立ち、いろいろな質問を受けます。
どこのカウンターに並べばいいのか、このお店はどこにあるのか、外貨両替はどこにあるのかなど様々です。
大体聞かれる事は決まっているので、仕事をしながら慣れていけば答えれるようになっていくと思います。
ただ最初は大変なので、聞き取れない場合は誰かに頼って助けてもらえば大丈夫です。
基本ロビー担当はカウンター前にいるので、自分が分からなくても、近くのカウンターの人に声をかけて対応をお願いできます。
まとめ
国内線のグランドスタッフが英語を喋る場面はこのくらいです。
もちろん喋れた方がいいですし、採用ももちろんされやすいと思います。
実際英語が得意な子も多くいます。
ただ、全員が全員得意なわけではなく、半分くらいのスタッフは、英語に苦手意識をもちながら、堂々と接客しています。
分からなければ、自分が対応できないと思えば周りに頼れば大丈夫です。
「英語ができないから」という理由で、区別や差別は全くありませんし、特に昇進にも関係ありません。
英語が喋れる方が就活もポイントは高いと思いますが、決してそれだけではありません。
笑顔や人懐こさ、可愛さ、素直さ、やる気、向上心などいろいろな事をみて評価されます。
自身をもって、自分な得意なことをどんどんアピールして、頑張ってグランドスタッフになってください(*´˘`*)♡