社会人

社会人3年目の苦労

社会人3年目というのは、様々な苦労があります。

石の上にも3年という言葉があるように、転職に必要な最低限である3年目で働く頃、私には様々な葛藤がありました。

 

仕事にも慣れ、同期が結婚や転職をし、このまま働くか、転職するか迷いました。

特に希望していた仕事ではなく、

たまたまその時に興味のあった航空会社の仕事に応募し、受かっただけであって、正直いつ辞めてもいいと思っていましたし、今もそう思っています。

 

さまざまな迷いがありながらも、

私は今も同じ職場で働き続けています。

 

それが良いことか悪いことかは分かりません。

私が今も働き続けていられるのは、

同期の存在のおかげ、

一人で自立して生活をしていかないといけないプレッシャー、

転職を何度もすることに対する日本社会の厳しい目、

仕事に慣れてきたからこその余裕など色んなことに後押しされて今があります。

 

 

正直、航空会社の仕事はいいものではありません。

 

給料は3、4年働いても手取り20万円いくかギリギリ、ボーナスは年3回で70万程度です。

対面の接客をするためストレスも多く、勤務体制もシフトの為、もちろん土日休みではなく、起きる時間も食事の時間も休みもバラバラです。

 

この仕事は全く好きでもなく楽しくもありませんが、魔の3年目を乗り越えて、なかなか楽に仕事ができるようになったので、私は残って良かったと思っています。

 

やはり転職をすると人間関係は最初からで、うまくいかない場合も多々あります。

 

仕事を続けたからこそ、今でも同期と仲良く仕事ができるし、

仕事終わりに毎晩飲みに行ってストレス発散することができるし、

嫌々ながらも、なかなか楽しいです。

 

一番いいのは、仕事に慣れ、肩の力を抜き、自分のペースで仕事ができることです。

また、人の出入りが激しい航空業界では、3、4年も働けば、もうかなり先輩です。

社員のトータルを数えると、上から数えた方が早くなります。

 

わたしはまだ社会人4〜6年目ですが、3年目に感じていたストレスはほぼなくなりました。

先輩からの圧、自分ができる仕事の少なさ、自分がまだ入社したてにも関わらず後輩の教育係をすることなどが、当時の私にとってストレスでした。

 

でも4年目に入ってからはそんなこと微塵も思いません。

後輩が増えるたびに自分が上に上がり、先輩面できるし、できる仕事も増えるし、できることが増えたことによって上司からの信頼や関係も良好になるし、なんか1年でこんなに変わるんだと思いました。

 

その時は自分にとって一番しんどくて、転職やワーホリに行く同期と一緒にやめたくて仕方ありませんでしたが、自分の人生、しっかりと自分の考えで決めて良かったです。

周りに流されずにつづけて良かったです。

 

私が次にやりたいことは、

海外で在駐して働くこと、またはとりあえずワーホリに行くことだったので、

私がもし一緒に辞めていたら何度も転職する未来は見えています。

 

海外では転職は悪いものではなく、むしろ積極的にしていくことが良しとされています。

自分の能力に合わせて新しい会社にアプローチをかけ、自分を売り込み、よりよい条件で仕事を得続けていきます。

それが素晴らしいことなのです。

 

しかし日本では、同じ会社で働き続けることが良しとされています。

特に男性はほとんどの方が定年まで同じ会社で働きつづけています。

そして転職することは「仕事が続かない人」と判断され、

良いイメージはありません。

1回の転職ならまだしも、2回3回と転職することは確実に良くありません。

 

そんな日本と海外の考え方にギャップをもち転職も視野に入れていましたが、

今のところ本気でしたい仕事がないこともあって、とどまりました。

 

何か本当にしたいことが見つかれば、それを仕事にしたいと思います。

とりあえず私は接客業や会社で働くのが嫌で、

ブログでフリーランスを目指して、それで生計が立てれるほどまでなることを目指しています。

 

とくに3年目だからと言って、転職を急ぐ必要はなかったんだなと思いました。

女性は結婚と出産があるため、年齢が上がるほど採用は難しくなりますが、

そんなことに焦っていた自分が、今となっては あほらしく思えます。

社会人3年目はとても自分の人生に悩む時期ではありますが、

周りに流されず、その時期を耐えたら少し楽になることを考え、

焦らずに自分の人生を決めることが大事だなと思いました。

-社会人

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